【ゼニアの財布】販売されている種類の違いやブランド独自の革素材について紹介
- ゼニアの財布を購入したい!どんな種類があるの?
- ゼニアの財布の評判は?スーツは有名だけれども……
- 「ゼニア 財布」で検索すると価格がバラバラ!どこで購入すればいいの?
エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)ではメンズ財布やカードケースといった革製品も販売しています。
やはりゼニアのスーツ・シャツといった高級品を身にまとうと、使う小物も同等のものを用意したいですよね。
財布購入時の参考となるよう、今回は「どのような種類の財布があるのか」「ブランドならではのこだわり」について紹介いたします。
ゼニアの財布は時代に合わせた機能性を重視しながらも、スーツ生地同様に使用する革素材、製法にもこだわった逸品と言えるでしょう。
ゼニアから発売されている財布の種類をご紹介
ゼニアの財布はマチ付きの大きめのものや長財布、二つ折りなど様々な外見の財布が発売されています。
その種類により共通した名称が付けられていることが多いため、まずは名称と特徴について紹介します。
【スマートフォンウォレット】スマホも入る便利な財布
ゼニアの「スマートフォンウォレット」(フォンウォレット)とは、財布のマチ付きポケット部分にスマホを入れることができる財布のことです。
上記の画像はゼニアの財布ではありませんが、見た目はこのようなイメージです。
「マチ付きポケット」とは厚みのあるものを入れられるように幅を付けているポケット部分を指します。
画像でも財布ポケット部分の横に谷折りのヒダが入っているのがわかりますでしょうか。
利用用途から形状は長財布のみとなっており、スマホが落ちないようにジッパーで閉じることができます。
昼休憩など最小限の荷物で短時間離れる際には、うってつけの機能性をもった財布と言えるでしょう。
収納スペースも多く、ジップポケットのコインケース、複数のカードスロットやマチ付きポケットと充実しています。
ゼニアのデザインした財布は、シンプルながら独自の革素材で作られた飽きのこないデザインです。
片手で持てる程度の大きさですので、特にビジネスシーンで活躍する財布ではないでしょうか。
【コンチネンタルウォレット】様々な国の紙幣が入る大きめ長財布
「コンチネンタルウォレット」とは一般的に様々な国の紙幣が入るように作られた長財布のことを指します。
下の画像は一般的なコンチネンタルウォレットのイメージ画像です。
海外出張など、多数の国の紙幣を日常的に扱う方はもちろん、厚みの少ないスッキリとした長財布が欲しい方におすすめの財布です。
ゼニアにも当然ながらコンチネンタルウォレットがあり、シンプルなブラックから、革の上からゴム加工をされたストライプの入った特徴的なデザインの財布もあります。
サイズ感としてはゼニアの財布ではありませんが、下の画像が参考になります。
ブランドにより厚みのあるコンチネンタルウォレットもありますが、スーツの内ポケットに入るような一般的な長財布が欲しい方は、こちらを検討されてはいかがでしょうか。
【ビルフォールドウォレット】スモールサイズで便利な二つ折り財布
「ビルフォールドウォレット」とは一般的に二つ折りの財布を指します。
上の画像は一般的な二つ折り財布になりますが、コンパクトなサイズはポケットにも収まるので使いやすいですよね。
ゼニアの二つ折り財布は革素材にもこだわっており、内側の素材は牛革の中でも最も上質といわれている生後6ヶ月以内の子牛の革「スムースカーフスキン」を使用しています。
全ての皮革素材の中でも大変価値が高く希少な素材で、キメが細やかで柔らかいスムースカーフスキンは財布を高級感のある仕上がりへと導いてくれます。
また軽さの割に素材が丈夫という革の特長も、持ち運ぶ機会が多い財布にはぴったりではないでしょうか。
カードスロットとは上記のようなクレジットカードなどを入れる場所ですが、ゼニアの二つ折り財布には8つのスロットがあり、コンパクトでも十分な収納スペースがある財布に仕上がっています。
自分買いはもちろん、大切な方への贈り物としてもおすすめです。
【ラウンドウォレット】ライカとコラボした変わり種財布
ゼニアのラウンドウォレットは、100年以上の歴史を持つ老舗カメラメーカー「ライカ」とのコラボレーションにより、限定コレクション商品として生まれました。
生地メーカーであるゼニアと、カメラメーカーであるライカが、コラボした経緯は伺い知ることはできません。
しかし発売された当時の記事によると、ゼニアが展開する全てのブランドのディレクションを手掛ける、アレッサンドロ・サルトリ氏が写真愛好家かつライカの愛好家でもあり、常に写真からインスピレーションを受けているとのこと。
それがこのコラボコレクションにも反映されているそうです。
このラウンドウォレットは、ライカとのコラボレーション商品らしくカメラのレンズキャップを収められる設計になっています。
写真を撮るときは必ずレンズキャップを外すため、特に野外ではキャップをどこに置くか悩むものです。そして置いた場所を忘れて慌てて探すことも……。
しかし、このラウンドウォレットには背面ベルトにカラビナが装着されており、ズボンのベルトループなどに取りつけることができます。
外してすぐに収納してしまえば、キャップを置き忘れて困ることもなくなるわけです。
※カラビナとは、下の画像のような金属製の取り付け金具のことです。簡単に輪っか状の場所へ装着することができます。
そして何より小銭や折った紙幣が入る大きさのため、ちょっと散歩などに出かける際の小銭入れとして重宝する財布です。
ゼニアの財布で使われている特許技術の結晶【PELLE TESSUTA】
ゼニアの財布には、牛革の中でも特に上質とされている「スムースカーフスキン」や「ナッパレザー」など、厳選された高級な革素材がふんだんに使われています。
「ナッパレザー」とはアメリカのカリフォルニア州ナッパ地域で制作されていたのが名前の由来となっており、現在では柔らかい革の総称として使用されていることがほとんどです。
ゼニアが使用するナッパレザーは素材に子羊を使用しています。
上記の他にもゼニアの財布には独自の技術で生み出された革素材が多用されています。
それが「PELLE TESSUTA」(ペッレ テスータ)。
言葉の意味はイタリア語で「革の生地」。つまりゼニアの布生地と同じ手法で革の生地を織り上げるのです。
その手法としては、まず柔らかで耐久性のある子羊のナッパレザーを2.2ミリの糸状に断裁。
織機による伝統的な手法をその極細の革の糸を使い忠実に再現し、ゼニアの布生地を拡大したような織り目を持つ革の生地が出来上がります。
この特殊で高水準な技術はゼニアが特許を取得しているほど大切にされているものです。
出来上がった革の生地は、カシミアのように柔らかくて軽く、最高級レザーの上品な光沢を併せ持つ、世界で唯一の素材なのです。
PELLE TESSUTA(ペッレ テスータ)はゼニアの革製品に使われているのはもちろん、イタリア発祥の高級車ブランド「マセラティ」のインテリアに採用されるなど、他のブランドからも高く評価されています。
ゼニアは数年前からPELLE TESSUTA(ペッレ テスータ)を採用した新作革財布を作り続けており、過去には現在販売しているものとは違う柄も多数あります。
そういったものを探すのも楽しいかもしれませんね。
コピー商品に騙されないよう要注意
ゼニアの財布は様々な小売店をはじめ、メルカリやオークションなどでも多数出品されています。
信頼できる店であれば安心して購入することができますが、個人間取引には注意が必要です。
現在販売されているゼニアの財布には、内側にロゴがエンボス加工されて入っていたり、メタルロゴが埋め込まれていたりと「エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)」のロゴがどこかしらに入っています。
数年前のものでは「Ermenegildo Zegna」の刻印入りプレートやイニシャルの「EZ」がワンポイントとしてつけられていたりしました。
(ゼニアスポーツは「ZS」、Zゼニアは「ZZegna」のイニシャルロゴ)
過去のゼニアの財布を購入したいといった場合は、上記のような正規品の特徴を頼りに、コピー品などを購入しないよう気をつけましょう。
ゼニアの革財布は特許を取得するほどにこだわりの詰まったアイテム
ゼニアの財布について、どのような種類の財布が販売されているのか、使われている革素材のこだわりについて紹介しました。
ゼニアの財布にはスマホが入る財布や、一般的な長財布、二つ折りの財布など、使うシーンに合わせた機能的なアイテムが揃っています。
また使用されている素材は、ゼニアのスーツ生地同様に最高級の革にこだわり、一部には特許取得技術で織り上げられたカシミアのような柔らかさと軽さ、最高級レザーの上品な光沢を併せ持つ、世界で唯一の素材を使用しています。
- ゼニアの財布は時代にあわせたスマホが入る財布がある
- 一般的な長財布、二つ折り財布もあり、シンプルかつ高級感のある仕上がり
- 革素材には最高級のスムースカーフスキンやナッパレザーを使用
- ゼニア独自の特許技術で作られた革生地は高級ブランドで採用されるほどの品質
- できれば信頼できるお店で購入を
ゼニアはスーツだけではなく、財布やバッグなどの革小物も最高の品質を求めて作られています。
そうしたアイテムは、ビジネスシーンをはじめとした日常の様々な場面で、あなたの自信の後押しとなるはずです。
ぜひワンランク上のラグジュアリーなアイテムを手に入れてください。