ゼニアグループが採用する機能性素材「テクニカルウール」

これまでゼニア社が発売するアイテムで機能性素材といえば、既製品のTシャツやジャケットに採用される程度で、ゼニア社のカジュアルラインに当たるZ ZEGNA（ジーゼニア）が最新の機能アイテムを積極的にリリースしていました。

ところがニューノーマルを機に、その傾向が一転。ゼニア社のメインコレクションにも度々機能性素材を使用したアイテムが登場するようになりました。

特に注目を集めていたのが、インナー素材。これまでシャツ＋ネクタイが中心だった着こなしのが、Tシャツやポロシャツ、タートルネックを合わせたビジネスカジュアルへと移り変わり、そのアイテムにはこぞってこのテクニカルウールが採用されていることが判明しました。

世界最高峰の高品質なスーツやジャケットを作り続けるゼニア社の採用だけあって、その上質さはお墨付き。

それでは早速、気になるテクニカルウールについてご案内いたします。

ゼニア社が採用する機能性素材テクニカルウール

ゼニア社のオーダースーツに採用されるウールなどの生地は、世界各国の首席やVIPらから長年愛され続け、ファッション界を牽引するハイブランドにも生地供給が行われています。

その圧倒的なまでの高級感と計算されたテキスタイルがゼニア生地の一つの魅力なわけですが、機能性を備えたオーダースーツ素材となると盛夏向けの「クールエフェクト」や「ハイパフォーマンス」、シワに強い「トラベラー」ぐらいでした。

それがニューノーマル時代にシフトした今、仕事服のスマート化が重要視されるとともにゼニア社の既製コレクションに度々、自宅でも丸洗い出来る「タートルネックニット」や伸縮性に優れる「ニットポロシャツ」、折り畳んで収納できる「パッカブルスーツ」などが登場しました。

あくまで既製品の話ではありますが、機能性を打ち出した新たなゼニア社の方向性を見ることができるコレクションだったのではないでしょうか。

そんなゼニア社が打ち出す幾つかの機能性素材の中に、上質なメリノウールを使用しながらも自宅での洗濯や防シワ効果などを備えた多機能ウール素材があります。それがこのテクニカルウールです。

テクニカルウールが備える10個の機能性

ゼニアグループの最新コレクションにも度々登場する機能性を打ち出した最新のウール素材「テクニカルウール」。
その特徴についてご紹介します。

「テクニカルウール」の原毛はニュージーランドの牧場から調達し、Super120’s相当のウールを採用。

原毛から徹底的に管理されているため、安心安全なことに加えて、ツヤのあるしなやかな生地が作られています。

キメ細かでソフトな風合いと、ほんのり光沢のある生地は、見るからにしてラグジュアリー。ゼニア生地が採用する素材として納得ができ、オフィスでも浮く心配もありません。

また「テクニカルウール」には下記のように10の特性があります。本来の天然ウールが持つ高級感ある風合いに、最先端の紡績と特殊技術が融合されています。

一般的に機能性と生地の風合いの良さを両立するのは高い技術が求められる困難とされてきました。

しかしこのテクニカルウールは２つの要素をハイレベルで実現。高いシワ耐性やナチュラルストレッチといった快適機能を搭載しつつ、ビジネスシーンに通用する品格ある表情を持っています。

テクニカルウールで創るビジネスカジュアル

10個もの性能を一着で味わうことができる「テクニカルウール」。この素材をなんとかオーダーメイドで扱うことができないか…。そう考えた私たちはゼニア生地に特化するオーダー専門店として、そのネットワークを最大限に駆使し数年を経てようやくあるメーカーであることを突き止めました。

ここでそのメーカーを明言することは敢えて差し控えたいと思いますが、特別に当店のみで取り扱うことができるようになりました。

ここでは店頭でお創りいただけるテクニカルウールを使用したおすすめのオーダーアイテムをご紹介します。

withコロナとビジネスカジュアル

リモートワークの増加によって、働き方が急速に変化している今。仕事着もオケージョンごとに応じて、変化をいとわない時代がやって来ました。

当たり前だったスーツが当たり前ではなくなった今、働く場所や相手に応じた様々な着こなしスキルを身につけることがビジネスに必要な“好印象”に繋がります。

「テクニカルウール」こうした時代の仕事服に一役買ってくれる新しい機能性素材です。

ゼニアグループが採用する「テクニカルウール」は、10個もの機能性があり、快適な着心地が現代のビジネスカジュアルにフィットします。

様々な機能性ウール素材がリリースされる中、ゼニア社ならではの高級感と先進性を堪能してください。